マスク不足に泣いていた頃が懐かしくなりましたね、こんにちは事務員Aです。お久しぶりですね。市場が潤っている間に備蓄用のマスクを確保しておきましょうね。最近地震も多いことですし。
さて、北海道出身の方には身近な感染症である、エキノコックス症をご存じでしょうか。主にキツネを宿主とする寄生虫が原因で、キツネに触ってはいけない。という常識を道民のみなさんはお持ちなんですよね。
それが近頃、愛知県知多半島エリアに定着してしまったという見解を国立感染症研究所が示したようなのです。(参照:寄生虫「エキノコックス」、愛知県で犬の感染相次ぐ 人体に入ると重い肝機能障害 ― 福井新聞ONLINE)
犬を飼育されている方は戦々恐々としてしまいますね。エキノコックス症について詳しくは下記のサイトもおすすめです。
各種サイトによれば、予防法は
・感染源となるキツネやイヌなどの保虫宿主に接触しない
・野山に出かけた後は手をよく洗う
・キツネを人家に近づけないよう、生ゴミ等を放置せず、エサを与えたりしない
・虫卵に汚染されている可能性のあ る飲食物の摂取を避ける
・沢や川の生水は煮沸してから飲むようにする
・山菜や野菜、果物等もよく洗ってから食べる
・犬も感染した野ネズミを食べて感染するため、放し飼いをしない
ということです。やはり予防が一番!ということで、基本の手洗いを徹底したいところですね。もはや沢の水を気軽に飲めるほど胃腸の強さに自信のある現代人の方が少ない気もするのですが、一時のテンションというものがあるのでね、気を付けましょう。
キタキツネが生息する北海道では毎年20人程の感染者が出てしまうそうなのですが、中には野生のキタキツネと遭遇した時に撫でてしまっての感染があるそうです。キツネさんは寄生されてしまう側なのでもちろんキツネさんに罪はありません。どうしてもあのモフモフとふれあいたい場合は、適切に飼育されている動物園などで係員さんの指示のもと存分にふれあいましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧